2021-02-22 第204回国会 衆議院 予算委員会 第15号
昨年末から一月にかけて電力需給が逼迫をし、一方で、同じ時期に電力卸市場では、これまでの二十倍もの高値で電力の取引が行われる事態が起こりました。電力関係者あるいは消費者の間にも大きな混乱が生じました。現在の電力取引の市場の在り方が問われていると思います。
昨年末から一月にかけて電力需給が逼迫をし、一方で、同じ時期に電力卸市場では、これまでの二十倍もの高値で電力の取引が行われる事態が起こりました。電力関係者あるいは消費者の間にも大きな混乱が生じました。現在の電力取引の市場の在り方が問われていると思います。
第二は、系統運用の中立性の確保や電力卸市場の環境整備も不十分なままFIP制度に移行することが、市民、地域主体の再エネ事業を阻害しかねないからです。 電力広域機関は全ての電源に対し公正中立でなければなりません。しかし、OCCTO職員の六割は電力会社からの出向者です。原発や石炭火力による送電線空押さえや原発最優先給電の見直しもなく、再エネを主力電源化できるのか。
どうしても地域にある再生可能エネルギー一〇〇%というわけにいきませんので、電力卸市場からの電力の調達をしています。 そういう意味で、安定供給の法律的な仕組み、制度は整っているんですけれども、こうした冬寒い日が続きますと、新聞紙上でも出ていますけれども、西日本は特に例年の八割アップみたいな単価になっています。
こういう形で原電を中心に柏崎刈羽の原発を管理するようになって、もしそれが再稼働ということになりますと、そこから出た電源は中立的な値段で電力卸市場に回すということができるようになります。現在、電力の離脱率約五%、頑張っていると思いますけど、まだまだ十分とは言えないと思います。
そのときにどうしても問題になってくるのが、今の電力卸市場というものの中に、いわゆる安い電力がなかなか供給されないのではないかというような懸念を、新規参入を考えられている多くの事業者が持っているということではあるので、その点についてちょっとお伺いをしたいんです。